どうも。やしろあずきです。

昨日北海道から帰ってきまして、翌日から締切や取材に殺されかかっています。

自由になりたくてフリーランスになってけど別にそこまで自由になってる気がしないですね。誰か3000兆円ください。

 

北海道で何をしてきたか云々については後日ブログで書こうと思っています!

 

 

 

さて、漫画の内容なんですが…

求人誌、皆様見たことありますかね。

学生の方はバイト探しや就活であると思いますし、社会人の方はもしかしたら載ってるって方もいるかもしれません。

 

 

あれ、大体みんな笑顔ですよね。

まあそりゃそうですよ。求人誌ですもん。地獄みたいな顔して残業し部下に怒鳴り散らし椅子を蹴っている人の写真を載せても人が来る訳ありません。来るのは労基署です。

 

 

 

 

僕、社会に出るまであれに載ってる写真って、日常のひとコマ…つまり実際に働いているところを自然に撮っているものだと思ってたんですよ。今もそう思ってる人も多いかもしれません。

 

で、僕は新卒で入った中小会社、次に転職した大企業、またまた転職した大企業と全ての会社で求人誌のスタッフとカメラマンが会社にやってきて掲載用の写真を撮っていく所を見たんですが…あれ、シチュエーションからポーズまで全て作り物だったんですね。

 

わかんないですよ。もしかしたら会社によっては本当の自然なシチュエーションを撮ってる所もあるかもしれませんが…僕が見た、経験したものは全てそうでした。

 

 

 

PCのモニターはここ、人は数人、この立ち位置で、笑顔はこう、ポーズはこう…

景観が良い場所に元々なかった机と椅子を置いて撮影する事だってありました。こんな美しい場所でも働けるんだよ!って、詐欺だろそれは。

 

求人誌にありがちな1台のPCを囲んでみんなでなんか話し合ってるような光景、あれも完全に指示されたものです。もう僕らとかPCの画面は映らない事をいい事にXvideoとか見てた事ありますからね。全員笑顔でXvideo見てるの。最悪。

 

 

 

 

で、一度カメラマンの方と話したことがあって…その時に聞いたんですよ

「この仕事をしていると人の作り笑顔を見破ることができるようになる」

って。

 

カメラマンの方って当たり前ですが社内に入るので、めちゃくちゃ空気が悪いブラック企業だってすぐわかる事もあるらしいです。社員の目に光なんて勿論ありません。

しかし社員は上司に言われて笑顔をなんとか作って写真に収まる……

 

そういう写真はやはり、目が笑っていないのがすぐにわかるらしいです。

 

まあ、ブラック企業でなくとも求人誌の写真撮影って業務中にやらなきゃいけないので大体作り笑顔らしいですけど…その人曰くブラックの場合は通常の作り笑顔より100倍ぐらい目に憎悪が現れているそうです。怖すぎだろ。

 

 

 

 

という訳で、別にカメラマンじゃなくても求人誌を見ているだけでも人の笑顔の法則がなんとなく掴めて作り笑顔が見破れるようになるんじゃないのかって話でした。

あ、中には本当に笑顔、心から笑っている人も勿論いるらしいので、皆さんもそういった会社で働ける事を願っております。

 

 

 

 

ちなみに僕はピンで求人誌に載せる用の写真を撮ってもらった事があるのですが、鼻水が写っていたからとボツにされた事があります。悲しい。

 

 

 

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