僕と同年代ぐらいの方はやった事があるんじゃないでしょうか。

スーパーファミコンの名作「星のカービィスーパデラックス」

 

1人でもガッツリ楽しめるんですが、目玉は2人プレイ。

友達の家で代わりばんこワイワイとプレイした思い出がある人も多いと思います。

 

そう、このゲーム、内容は文句なしの100点なんですが欠点も1つありまして…

セーブデータがめちゃくちゃ簡単に消える

んですよね。

 

 

 

このゲームと肩を並べる名作、スーパーマリオRPGのデータが消える確立が3%だとしたら、こちらは80%ぐらいです。冗談抜きでそのぐらい頻繁に消えます。

 

 

ちょっと手が滑ってソフトを床に落としたり、移動中にソフトの角が机に当たっただけで消えます。まさにゲームカセット界のスペランカーです。ネタが古くてごめん。

 

 

今でこそそんなソフトがあったらAmazonレビューが荒れに荒れるでしょうが、あの時代はまだ色々と寛容だったのと(修正パッチなんて存在しませんし)小学生の持ち前のたくましさで消えても消えても何度も最初からやり直して楽しんでいました。

まあ、そうやって何度もやりなおしても楽しめるという事が良作である証明になりますよね。

 

 

 

…ただ、そうやってデータが消えても笑って再び最初からやれるのは

自分のソフトだったからで、友達の家で遊ぶときはそうではなかった、という人も多いのではないでしょうか。僕もそうでした。

 

そりゃ、友達によってはデータが消えても笑顔で許してくれる奴や、データが消えるという事をまるで生命が息を吸う事のように自然に捉えているため全く怒らない奴もいました。

…が、その一方でめちゃくちゃにブチギレる奴もいましたよね。そうです、桃鉄で殴り合いを始めるタイプの奴です。あと対戦ゲームで不利になると相手のコントローラー抜くタイプの奴。

 

 

 

 

自分が触った事が原因でこういう奴のカセットのデータを消してしまった時はもう手に負えません。リアル大乱闘スマッシュブラザーズの始まりです。

 

なので、このタイプの友達の家に遊びに行った時

「カービィやろうぜ!」

って誰かが言った瞬間、一気に場の空気が変わるわけですよ。

特にそいつが洞窟大作戦のおたからコンプリート寸前だった場合は余計に緊張感が増します。

ていうかそんな時に家に人を呼ばないでほしい。

 

 

 

データが消えたらブチギレる奴の前でカービィSDXのカセットをスーパーファミコンにセットするなんて爆弾処理みたいなもんです。

しかも本人は頑なに自分ではセットしようとしないですからね。怖いからとか言って。お前も怖いわ。

 

 

 

 

…そういう時に使う技が上の漫画にあります「カセットセットじゃんけん」です。

敗北者は問答無用でカセットをセットしなければなりません。データ消えたらすべてそいつの責任。まさに地獄。

 

僕も何度か負けた事があるんですが、二度と体験したくない程のプレッシャーでした。

カセットセットじゃんけんが嫌すぎて腹痛を訴え帰る奴とかもいましたからね。

子供ながらに残酷な遊びだと思います。

 

 

 

 

…似たような事をやっていた人はいるんでしょうかね。そんな狂った事してたのは僕らだけな気がしますが。

みんなは仲良くゲームしましょうね。

 

 

 

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