日記漫画004「vs母親」
 
やしろあずきです。
皆様知っての通り僕の母親はめちゃくちゃファンキーな人です。
やしろあずきはどうでもいいから母親を見せろという母親ファンの人も多いことでしょう。
僕の母親の事をよく知らない人は下の動画を見ればなんとなくわかると思います。
 
 
 
僕は消したいですが。これ。
 
 
Twitterのフォロワーも多いですね。
フォローしているのが僕と朝日新聞だけという謎さも良いと思います。
 
 
 
夕飯にセフィロス一体を出されたり
 
玄関に中学時代の黒歴史ノートを飾られたり
 
 
こんな感じの母親とのやりとりや事件をTwitter上などでたまにアップしてる僕なんですが
よく最近
「なんでそんな母親と仲がよいの?」
と言われます。
 
仲良いんですかね…これ…
 
まあ、世の中には母親と一切口を聞かなかったり、喧嘩ばかりしている人も勿論いるでしょうから、そういう人と比べれば確かにウチは物凄く仲がよい親子だと思います。
実際、友達みたいな感じですしね。
 
なので今日は何故そんな僕が母親と仲が良いのかをちょっとだけお話したいと思います。
 
まず、ウチは母子家庭です。
父親は僕が小学五年生?あたりで亡くなっています。
 
父親はファッション系の経営者で、ずっと飛び回っているタイプだったので子供の頃から全く遊んだ記憶はなく、たまに旅行に連れて行ってもらった記憶ぐらいしかありません。
まあ、その父の頑張りのお陰で母子家庭といえども経済的には困る事はなかったのでそこは凄く感謝していますが、それでも父に関しては余り良い思い出はありません。
 
生まれたてのやしろあずきと母親。手前の真夏の刑事っぽいのが父です。
 
 
父が亡くなってから、家に祖父と祖母はいましたが実質女手一つで僕は育てられました。
めちゃくちゃ大変だったと思いますよ。
 
母もファッションデザイナーをしており、仕事をバリバリこなしながらこんなクソガキを育てるのは。僕だったら諦めて東京湾に沈めてると思います。
 
しかもまあ、まともに育ってくれればいいものを中学時代あたりからネトゲにハマってネカマに騙され泣き喚くわ、レベル99になるまで学校に行かないとゴネるわ、挙げ句の果てにマジで引きこもるわ。
最悪のクソガキでしたからね。
 
勿論母親もそれを黙って見ていたわけじゃなく
窓からノートパソコン投げ捨てられたりとかされましたし、学校をさぼって入り浸っていたネカフェの場所を特定されて殴り込んできたりもしました。
 
当時友達だったそのネカフェの店長に頼み込んで店員用の休憩室の中で震えながら隠れてたのは良い思い出です。良い子のみんなは真似しちゃダメだぞ。
 
 
ただ、それでも僕がハマっていたお絵かきやゲームなどをやめさせるという事はしなかったんですよね。
興味を持ってやってみた事や、作ってみたものは純粋に褒めてもらえて、僕はそれが凄く嬉しかったです。
 
 
学校をサボったり、人に迷惑をかける嘘をついたり、やってはいけない事に対してはめちゃくちゃ厳しかったですが、自分の趣味を押し付ける、というか、自分が理解できない事をやらせない、やらせたがらない。という事は全くありませんでした。
なので、本当に好きなことを好きなだけさせてもらっていたと思います。
そこは本当に感謝しています。
 
そういう育て方をした結果出来上がったのが僕なので正しい育て方かどうかは全くわかりませんがね!ガハハ!
 
 
まあ、そんなこんなで高校を出て、大学を出て、社会人としてゲーム会社に入社してからも。
母と生きてきたわけです。
 
 
僕がTwitter上でマンガを描き始めた時も応援してくれました。
ちゃんと全てのマンガを読んで感想もくれました。
会社を辞めた時も何も言わず話を聞いてくれました。(働かないでずっとニートしてた時はめちゃくちゃブチギレられましたが)
変な動画撮影にも付き合ってくれました。ていうかこれは今は母の方がノリノリですが。
 
そして今も色々馬鹿な事に付き合ってくれています。
 
母親がいなければ、今の僕は絶対になかったとハッキリ言い切れます。
 
まあ、なんでこんなしみったらしい文章を書いてるかというと、僕は実家を出る時、母に感謝の言葉を伝えてなかったんですよね。
なのでちゃんと感謝の言葉をこの日記とLINEで伝えようかなと思いまして、さっきLINEもしたんですが
 
 
 
 
以上、実の母親に感謝したら詐欺だと思われた息子でした。
 
結婚し実家を出てしまったけど、これからもずっとよろしくお願いします。
クソほど迷惑をかけてきたぶん、これからじっくり親孝行していきたいので長生きしてくれ。
 
 
あと手違いでそっちの口座に振り込まれてる僕の還付金早く返してください。
1万6000円ぐらいです。早く。